昼想い、夜夢む

掛け持ちの好きたちに捧ぐ愛の備忘録

紅に染まる天性のあいどる人生

 

背景 井上瑞稀さん

 

13年前の今日、踏み込んだこの世界はどんな色をしていましたか?

狩られたばかりの芝生のように青かったでしょうか。これから描く新地を前に真っ白な世界だったでしょうか。憧れの域が虹のようにキラキラと輝いて見えていたでしょうか。

 

 

当時まだたったの9歳だった貴方。わたしも同じく9歳でした。この時から既に嵐が好きだった私はいつの間にか貴方に出逢っていたのかもしれません。発展続きの今と違い昔は媒体の普及が凄く少なかった。

 

"すっごく可愛い子がいる"

柳緑花紅な貴方を遠くから見ていた記憶だけがぼんやりとあります。

 

それから数年。目にする度に成長を遂げゆく貴方の姿に幾度驚かされてきたでしょうか。

 

2017年。戦友として励むもうひとつのグループを好きになりました。徐々に距離詰まったわたしは気が付いたら貴方と共に歩む仲間を好きになり貴方の所属するグループを推していた。

 

出逢うには少し遅かったかな。

 

2021年。長い時を経て初めて貴方に会う事が出来ました。僥倖が降り注いだ夏。優しく微笑む姿を忘れられなくて。思い出しては寂寥感に苛まれる日々。

赤く染まる会場を嬉しそうに愛おしそうに見渡す貴方はあまりにも美麗だった。幼少期のあどけなさが残りつつも勇ましく育った貴方は漢らしくて。妖精のように綿毛を操る姿は天性のあいどるで。お揃いの年齢を語るのが恥ずかしい程何処までも大人だった。

わたしの語彙で評するには只管に乏しいけど"貴方がこの世界に居てくれて良かった"心からそう思う夏を過ごしました。

 

人生の舵を切り今日まで。この13年はどんな日々だったでしょうか。青春を捧げてくれて等とはよく言いますがそれどころか小学生から仕事をしてきた貴方。一般的マジョリティに息をしてきたわたしにとってマイノリティを歩んできたであろう貴方を語る事は到底出来ません。同じ時代を生きてきたけどこうも違う交わる事の無かったふたつの世界。

"苦労"の二言で片付ける程簡単な過去では無かった事もよく分かっていて。大海原を渡り壁に当たろうとも迎え撃ち困難全てを乗り越えこの世界に居る選択肢を取り続けてきてくれた事。わたしにはちっぽけな感謝を送る術しかないけど それでも"あいどる"として生きる貴方に最大限の愛を伝えたい。

 

瑞稀くん、今の貴方にとってこの世界はどう見えていますか?

 

誇り高くあいどるを全うする貴方へ。いつか双方の思いが奏功する未来へ向かって拍車を掛けた援軍で貴方を支え続ける事が出来ますよう。

この先もきっと蒼穹で明るい未来が待ち構えてます。りーだーなら大丈夫。ずっとずっと。大きな未来、掴みにいこうね。

あいどる13歳、おめでとう。

 

(お祝いの言葉をと思い書き出したら馳せる思いが募り思わぬブログを上げる形となりました。駄文ご容赦ください。瑞稀くんに多幸有ります様。2022.10.3)